新卒で入社した会社は、お客様企業の業務を理解してそれに合ったシステムを構築するITコンサルティング会社でした。企業の業務を理解する上で大きな要となるのが会計ですし、会計システム入れ替えの案件も多くあったため、社員全員に簿記２級が義務づけられていました。

入社後しばらくして、日本国内企業だけでなく海外に工場や支店を持つ企業の案件も担当したいと考えるようになり、US会計について学ぼうと考えたことがUSCPAを目指したきっかけです。

会社の先輩数人が同じくUSCPA取得を考えており、皆さんアビタスに通っていたことがきっかけです。銀座と新宿という、家からも会社からも通いやすい場所に校舎があったことも魅力でした。また、カリフォルニア州立大学と単位提携をしていることも大きな決め手になりました。

USCPAは、根気よく時間をかけて勉強すれば、決して受からない試験ではありません。一方で、受かった後の明確な目標がないと、途中で挫折してしまう方もいるかと思います。 現在の業務に生かしたいのか、この資格を使って転職したいのか、目標を明確にしておくことが大事かと思います。

また、他の受験生や合格者から情報を得ることもとても大事です。私は受験を始めた時点でアメリカ在住でしたので日本人受験生と直接情報交換をする機会はありませんでしたが、アビタスの合格者体験記は随分参考にさせてもらいましたし、自分で探したアメリカ人受験生の交流掲示板にもかなりお世話になりました。

あとは、なかなか勉強が進まない時は、無理矢理最初の試験日を設定してしまうことも一つの手です。一度試験日を設定すると、急に焦って勉強を始めるものです。たとえ初回は勉強が間に合わず合格できなくても、本番を意識して行った勉強と、はっきりした目標を決めないでの勉強では、内容に大きな差が出ると思います。これからは日本受験も開始するようですし、どんどん試験を受けてしまうことをおすすめします。